2009
36期 | |
キャプテン | 龍 正和 |
バイスキャプテン | 橋本 輝成/笹岡 英俊/松本 清史 |
チーフ | 田中 善枝 |
入部当初より人数が多く、個性豊かなメンバーが揃った36期。
2009年度キャプテン・バイスを発表する2008年度最終戦後のミーティングにおいて、宿里監督の指名により、龍正和という唯我独尊男がキャプテンとなり、チーム内に激震が走った日から36期執行のブルーライオンズがスタートしました。
2,3年生のころから試合に出場する機会が多い中、2007年の3部降格、2008年の優勝戦を敗退という悔しい経験から、今年こそリーグ優勝・2部昇格を果たすと意気込み、「前進」をテーマに掲げ、「今年行う試合全て勝利」を目標に、結果を出すことにこだわる事を決めました。
「とにかく走り勝つ」
この年のチームはラン中心のオフェンスと堅実かつアグレッシブなディフェンスが持ち味であったため、この強みをさらに高めるべく、練習中だけでも走る走る…。通常の練習でヘトヘトになった状態で始まる練習最後のランメニューだけでも計5000ヤードはザラ。
お陰で強靭な身体と精神力を身に付けることができ、顧みるとシーズンを通して安定した結果を残すことができた要因の一つでした。監督、コーチ陣、そしてプレーヤーの悪態を受け流し、走り続けさせてくれたマネージャー達には感謝しています。
いよいよ来たオープン戦。
どこか歯車が合致せず、浮ついたオフェンスに対し、安定のディフェンスに助けられ、勝ち続けることが出来ました。
その中でも、数年勝利できていなかった伝統の関西遠征において勝利できた事は、目標の全勝に対しチームに勢いをつけることができ、何より自信を得ることができました。
リーグ戦では、一戦一戦レベルアップ、プレー幅を毎度上げていく事を目標に、1戦目、2戦目とオフェンスに課題はあるもののディフェンスは完封、危なげなく勝利を収めました。
3戦目はリーグ戦最初の山場と考えていた、優勝候補の新潟大学に一進一退の戦況の中、オフェンス・ディフェンス共に好プレーを連発し、逆転勝利。試合を通し毎度必ず得点に結びつけたオフェンス、後半一点も許さなかったディフェンス、リターンタッチダウン2回を決めたキッキング、チーム総力を上げて勝ち取った勝利でした。
チームに勢いが付き、リーグ優勝を意識し始めた中迎えた、もう一つの優勝候補アスリート集団の拓殖大学戦。
力の差はさほどなかったと思われますが、完全にスカウティングされ、抑え込まれたオフェンス、癖を突かれたディフェンスと、全体的にアジャスト出来なかった創価大学に対し、十分な準備を重ね、少ないチャンスを確実にものにした拓殖大学。得点差以上に差を感じる試合で、今シーズン初の黒星となり、ここで全勝優勝という目標はやぶれます。また、次戦において千葉戦の勝利、拓殖大学の敗退のみが優勝の条件となってしまいました。
気持ちを切り替え望んだ千葉大戦では、きっちり4プレーでオフェンスに繋ぐ安定のディフェンスと、4プレーで10ヤードを確実に前進させるラン主体のオフェンスで、今シーズンを象徴するような試合内容で勝利を納め、4勝1敗同率1位の結果に終わりました。
結果的には直接対決の敗戦により優勝を逃し、アメフトの奥深さ、戦略のスポーツという事、勝ち抜くことの難しさを改めて感じさせられたシーズンでした。
大変お世話になりました小野総監督、宿里監督、角コーチ率いるスタッフ、マネージャー陣を胴上げ出来なかった悔しさだけが残りました。
厳しい日々を一緒に戦った掛け替えのない仲間と共に最高のチームを作れたと思います。
2009年 オープン戦 | |||
日付 | 対戦相手 | 結果 | 勝敗 |
5/4 | 大阪府立大学 | 14-7 | ◯ |
5/24 | 首都大学東京 | 21-0 | ◯ |
6/7 | 東京農工大学 | 44-10 | ◯ |
6/28 | 帝京大学医学部 | 14-7 | ◯ |
8/30 | 北里大学 | 46-8 | ◯ |
9/5 | 首都大学東京 | 24−0 | ◯ |
2009年 秋季リーグ戦<3部リーグ> | |||
日付 | 対戦相手 | 結果 | 勝敗 |
9/27 | 文教大学 | 41-0 | ◯ |
10/11 | 城西大学 | 42-0 | ◯ |
10/24 | 新潟大学 | 51-27 | ◯ |
11/8 | 拓殖大学 | 0-14 | ✕ |
11/21 | 千葉大学 | 24-7 | ◯ |
3部Aブロック同率1位 |